レイナは体重が落ちて文字通り骨と皮になりました。寝たきりになって数日がたちました。毎日、床擦れにならないように、体をマッサージしています。
昨晩、下痢をしたので体を拭いたり、綺麗にしていたら、マットに少し血がにじんでいました。昨晩も今晩も、注射しましたよ。
体位を変えないとと思い、今朝、レイナが痛くならないように体位を入れ替えました。
何て言うこと…。絶句しました。右肩の皮がめくれ骨が5センチほど露出していて、後ろ足の腰部分も…。慌てて病院へ連れて行きましたが、先の方々も結構重症犬ばかりでかなり待たされていました。
待ってる間にレイナの呼吸が乱れ苦しそうです。それを見た他の患者さんがドクターに伝えてくれたようで、アシスタントさんが血相を変えて走って来てくれました。空いている診察室で酸素を管を使い鼻から入れると直ぐに楽になりました。
エコーを見ながら胸水を700ccほど抜き、床擦れを縫う処置をして頂きましたが、縫う為の前処理は洗浄を含めて目を背けたくなる光景でした。我が子が苦しんでいるのを何も出来ずに、何でこうなるんや…と頭をかかえてしまいました。
肺に水が行ってなければいいが…。いずれにしても体の状態が最悪なので、皮膚もダメージを受けると一発でダメになるようです。
呼吸がしにくくて毎晩『助けて…』って叫んでいる状態だけでも十分すぎるのに骨が露出しているのを見た瞬間とそれを縫う処置をしている光景を見ると、もうレイナ頑張らなくて言いよって想いました。
いずれにしても、もうそうは長くありません。
レイナの体がボロボロです。可哀想に…。まだまだ本当に目だけはキラキラして元気です。ただ、ドクターからは、まだ僕を認識しているけれど、それができなくなったら、安楽死を考えないといけないと宣告されました。頭がおかしくなりそう…やっぱり夢、悪夢を見ているようです。
でも、苦しんでいるレイナを毎晩見ているし、体はボロボロ…これ以上辛い思いはさせたくありません。
レイナ、居なくなったら寂しいよ…。